もしかして難聴!?こんな症状が出たら難聴を疑がおう
ご自身はもちろん、お子さんを始めご家族の聴力に関して「もしかして難聴?」と思われる方は少なくありません。
実際に、自覚症状はあまりないものの家族に指摘されて難聴に気づいたという方も少なくないのです。
そこで、難聴を疑うサインを見ていきましょう。
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幼児の場合
- 大きな音がしても怯えたり周りの大人に抱き着いたりすることがない
- 自分の名前を呼ばれたり、おもちゃの音がしたりしても反応がない
- 言葉がなかなか出ず、聞こえた音の口真似をすることがない
- ジェスチャーや身振り手振りで自分の意思を伝えようとする
大人の場合
- めまいがする
- 耳鳴りがする
- 耳が詰まったような感じがする
- テレビの音などがとても大きくなる
- 声をかけても気づかない
いかがでしたか?
こうした症状があれば必ず難聴だとは言えませんが、一つのサインとなっている場合もありますので、一度専門医の診断を受けることをおすすめします。
難聴の症状
一口に難聴といっても症状は様々です。また聞こえのレベルによって、生活習慣で気を付けることも変わってきます。
軽度の難聴
軽度難聴の場合、小さな声での会話がしづらくなります。
また、通常の音量での会話も、相手の言葉を聞き間違えたり、聞き取れなかったりすることがあります。
中度難聴
中度難聴の場合、日常生活に支障が出てきてしまいます。
小さな声はもちろん通常の会話も聞き取ることが難しくなる為、会話をする時は相手に耳元で大きめの声で話してもらうことで聞き取れるようになります。
重度難聴
重度難聴の場合、近くで大声を出しても聞こえない状態になってしまいます。
この状態だと外出しても車のクラクションや自転車のベル、踏切の警報器の音などが聞こえない為、とても危険です。 更に、難聴が進行してしまうと、全く聞こえない「ろう」の状態になってしまうケースもあります。
突発性難聴
最近、よく耳にする難聴の一種です。
ほとんどの場合、急に片方の耳が聞こえなくなったり聞こえづらくなってしまいます。
また、聞こえの問題以外にも
- 耳が詰まる
- 音が響いたりゆがんだりする
- 音が割れる
などの症状を訴える人が少なくありません。
その他にも
聞こえづらいのに大きな音が耳に響き苦痛を覚える
- 耳鳴り
- めまい
- 吐き気
などを伴う場合があります。
ほとんどの場合、難聴が起こるのは片方の耳ですが稀に両耳に発症してしまう人もいます。
難聴になるとできなくなってしまうこと
「聞こえづらい」「聞き取りにくい」などの症状がある難聴。
こうした症状によって生活が不便になってしまったという方は多く存在します。
では具体的に難聴になると、どういったことができなくなってしまうのでしょう?
- 図書館などの静かな場所で小さな声で会話をする
- 目覚まし時計やアラーム音に気付かない
- アナウンスが聞こえない
- 背後からの呼びかけに気づかない
- 電話での会話ができない
- ミーティングや会議など複数の声が入り混じると聞こえず内容が把握できない
このように難聴になる前は、気にもならずできていたことができなくなってしまいます。
もし難聴になってしまったら、こうした場面でも不便にならないよう周囲の人達に予め「難聴であること」「してほしいこと」を伝えておくと良いでしょう。
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